いわずと知れたコーヒーの最高峰。最上級グレードのNo.1を100%使用したストレート。上品な香りとバランスの良い味わい。(もっと詳しい説明は豆画像下部をご参照ください)
<中煎:100g>
<粉でお買い求めいただく場合、挽き方が選べます。>
細挽き:水出し、中細挽き:ペーパードリップ、コーヒーメーカー、中挽き:サイフォン、ネル、粗挽き:コーヒープレス
ブルーマウンテンの故郷はカリブ海の楽園「ジャマイカ」。ブラジル、コロンビアケニアなど、豆の名前に国名が記されることが多いコーヒー豆には珍しく、ブルマンってどこの国のコーヒー?というくらい、ブルマンは産地が知られていない豆でもあります。面積は日本の秋田県とほぼ同じ。元イギリス植民地(1962年8月6日独立)だったこともあり、公用語は英語。
美しく輝く海に囲まれたジャマイカは、年間平均気温20℃以上の常夏の島。首都のキングストンやモンテゴ・ベイなど有名なリゾート地も多く、観光業は国の経済を支える柱になっています。その観光業と並んで重要な産業のひとつになっているのがブルーマウンテンコーヒーの生産です。ブルーマウンテンの愛好者がもっとも多いのは日本ということもあり、生産されたブルーマウンテンの大半は日本に輸出され、消費されています。
ジャマイカで生産される全てのコーヒーがブルーマウンテンというわけではありません。ブルーマウンテン山脈周辺のごく限られた栽培地域で生産されたコーヒーだけが、「ブルーマウンテン」の名前を付けることを許されています。
この栽培地域は“ブルーマウンテンエリア”と呼ばれ、コーヒー栽培には稀にみる好環境が整っています。品質の良いコーヒーが育つ条件のひとつに、日中と夜間の気温差がありますが、島の東部の一番狭い地域に高い山があるため、険しい山岳地帯のこの地域では、頻繁に発生する霧によって木や土壌に適度な水分が補給されると同時に、8℃以上にもなる寒暖の差が一日に2度訪れます。さらに降雨量が少ない為、比較的木の成長が遅いこともあって、コーヒー豆は膨張と収縮を十分に繰り返しながら、密度が高くコクのある味わいを持つ豆へと熟すことができるのです。また粘土質の土壌がブルーマウンテンの特徴ともいえる“甘味”を与えてくれます。ちなみに、ブルーマウンテンエリア以外の中部山岳地帯で収穫されたコーヒーは、品質によって「ハイマウンテン」「プライムウォッシュ」などと呼ばれています。
ジャマイカ:CIB(コーヒー産業公社(Coffee Industry Borad)の規定では(カッピング)「見た目(外観)」「欠点豆」「大きさ」がチェックポイントとなります。外観は“青みがかったグリーン”が良いとされ、粒が均一に揃っていること、欠点豆の数が全体の3%以下であること。また、大きさによって「No.1」から「No.3」とピーベリー(Peaberry:丸豆のこと)に分けるため、“スクリーンと呼ばれるふるい”にかけられます。「No.1」とは、スクリーン17~18(直径64分の17~18インチ(約7mm)の穴の開いたふるいにかけて残ったサイズの一番大きなもの)で、ブルーマウンテンの中では最高のグレードとされています。