ウォッシュド
レッドチェリー(写真)と呼ばれる完熟したコーヒーの実の中に、1対の種子が入っています。(ピーベリーと呼ばれる丸い豆は1対ではないです)これがコーヒー豆。このコーヒー豆を取り出す方法に、ウォッシュド(水洗式選別)とアンウォッシュド(非水洗式)があります。前者は、水を使い果肉を発酵させて取り除き、洗い流してから乾燥させます。後者は、乾燥させてから脱穀して果肉を取り除きます。
ウォッシュドの方が手間や設備が必要ですが、天候に左右されず精製する時間を短くすることができるため、アラビカ種の多くがウォッシュドを採用しています。ちなみに、ウォッシュドの工程の「発酵」を抜いた精製法にセミウォッシュドというのもあります。それぞれに独特の味覚特徴を持ちますので、違いを比べてみるのもおもしろいと思います。
カフェハンズのブラジルはウォッシュドです。ブラジルはアンウォッシュドが主流で苦味が特長ですが、少し酸味の感じるウォッシュドも試してみる価値ありです。 おすすめ製品 ブラジル・ウォッシュド