ブレンド
3月14日(土)雨/曇
ブレンドについてさまざまな質問をいただきます。何が配合されているの?配合比率は?ブレンドする種類が多いとおいしいの?そういうときによく例にするのが、図形のお話です。ブレンドする種類が3種類のときは三角形、4種類ならば四角形。同じくらいの配合ならば正三角形、正方形。何かが突出していれば、長方形や台形、二等辺三角形などなど。たとえば、ブレンドする種類が8種類(あまりありえないことですが)ならば八角形となり、種類が多くなるほど円に近くなります。つまり、ブレンドする種類が多くなればなるほど、あまり特長のない味になってしまいます。図形のかたちがはっきりしている三角形や四角形くらいがブレンドには適しているようです。(もちろん好みの問題なので一概にはいえませんが)というふうにお答えしています。
ブレンドと言っても大きく分けて2タイプあります。ひとつは生豆のときにブレンドしてから焙煎する混合焙煎。もうひとつは生豆をそれぞれ単品で焙煎してからブレンドする単品焙煎。単品焙煎の方が、手間と時間がかかる反面、生豆の持ち味を引き出せるメリットがあります。カフェハンズでは、4種類のブレンド全て、単品焙煎を行っています。おいしさのためには、手間と時間は惜しまない。カフェハンズの重要な方針であり、ずっと続けていかなければならないものです。今日はちょっとかたい話になりましたね。明日はやわらかめの話ができるよう頑張ります。
まもなく閉店いたします。今日もご来店いただきありがとうございました。またのご来店をこころよりお待ちしています。