コーヒーハンター現る
7月17日(金)曇
幻の豆あの「ブルボンポワイントゥ」の復活に尽力したコーヒーハンターこと川島良彰氏が本日来店されました。
ブルボンポワイントゥはルイ15世が寵愛したとされ、品質がよかったようですが生産性が低く、1942年の輸出を最後に世界から姿を消していた幻のコーヒー。川島氏が大手コーヒーメーカーに勤務していた頃に復活の活動をされ、今では毎年少量の収穫ができるまでになっりました。販売価格100g7,000円という前代未聞のプライスで話題を集めたのも記憶に新しいです。そんな川島氏は、グランクリュカフェの代表でもあります。グランクリュカフェといえば、日経新聞の広告にも載っていましたが、コーヒーセラー(ワインセラーの特別版)にコーヒー生豆を保管し、年間10kgの購入契約をしたオーナーに、500gごと計20回に分けて焙煎(焙煎機はハンズと同じバッハのマイスター)し、ワインボトルに入れて届けるサービスを行っています。10kgの価格は33万6千円と驚きの価格にも関わらず、富裕層を中心に確保した豆が完売するほどだそうです。川島氏曰く、いいコーヒーはもっとあるよ。そんないいコーヒーをもっと知ってほしいね。コーヒーの品質向上に少しでも貢献できればと。
上には上があるもの。彼も間違いなくコーヒーに取り付かれた男。会話の中にある情熱を感じ、自分も頑張らねばと思う一日でした。