熨斗(のし)について
各種のしをご用意しています。
以下の画像は代表的なのしです。その他ご希望に応じたのしもご用意いたします。(ご発注時に「コメント欄でご希望ののしをご記入ください)
<お歳暮> <お中元> <お見舞い>
<快気内祝> <新築祝> <結婚記念日>
<出産祝> <出産内祝> <無地のし>
<香典返し>
のしには贈り方の用途に合わせたマナーやルールがあります。
熨斗(のし)は、のし紙や祝儀袋の右上に付けらる縦長の六角形のものをさします。もともと酒の肴としても最高のアワビを薄く削ぎ伸ばしたものを贈り物に付けたならわしから、のばした鮑(あわび)、熨(の)した鮑が「熨斗」というわけです。
今でこそ、アワビを模した装飾的な印刷や紙で代用された熨斗が多く、本物を目にすることはなかなかありませんが、三重県伊勢では伝統を守りながら熨斗鮑をつくる職人がいらっしゃいます。2000年以上の熨斗鮑の伝統は日本武尊(やまとたけるのみこと)のおばにあたる倭姫命(やまとひめのみこと)までさかのぼり、「熨斗あわびつくり」は平成16年に三重県無形民俗文化財に指定されました。
紅白の紐にも呼び方がある!?
のし紙やのし袋にある、紅白のひも(めでたくない場合は白黒や黄白)の蝶結びや、かた結びのリボンのようにみえるものは、水引き(みずひき/みずびき)といいます。
この水引きの結び目は、用途によって結び目の種類が異なります。結び目の種類には、「結びきり」と「蝶結び」があります。
「結びきり」は、一度の慶事で終えるものに使用します。具体的には、結婚ののしなどです。
「蝶結び」(花結び、リボン結び)は、お中元やお歳暮、内祝いや出産祝い、御礼、快気祝い、新築祝いなど一般的なお祝いなどに用いられます。蝶結びののしは、簡単に結びなおせることから、幾度も重なってほしいお祝い事や、重ねてのおつきあいをお願いする贈り物に用いられます。
結婚祝い、弔事は「結び切り」その他のお祝い事は「蝶結び」(花結び、リボン結び)とおぼえましょう。
表書きの書き方
名前の書き方にも基本的なルールがあります。氏名はフルネームで書くことや、4名以上の連名は避け「○○一同」とするなど言われています。
心づけで姓のみ書く場合をのぞいて、夫婦で贈る場合でも氏名はフルネームで書くことが一般的です。右側を上位の人にします。
結婚する/した方への贈り物。結婚する/した方からの贈り物。
表書き:寿・御祝・内祝など
退院する方への贈り物
表書き:御祝・快気祝いなど
御中元やお歳暮など一般的な贈り物
表書き:御中元・御歳暮・御祝など
おことわり:熨斗紙の仕様は、地方ごとにも特色があり、一概に上記の内容が正しいとは限りません。ひとつの御参考としてご理解ください。