2008年大晦日
12月31日(水)晴
今日は、朝から大掃除。厨房まわり、窓ガラス、床磨きと結構時間がかかりました。シャッターを開けたまま作業をしていたので、途中でお客様が入ってくるケースもありました。聞くと、娘さんにすすめられて、お友達とハンズでお茶をするつもりだったらしく、携帯で連絡をとって予定を変更されていました。その他2組のお客様がいらしてくださましたが、丁重にお断りをしました。作業を終えたのが、5時過ぎで、あたりは暗くなっていました。振り返ると、去年退職願いを出して、独立の準備をしていたのが昨日のよう。2月に今のお店の場所を見つけ、4月に引越して、内装工事着工。工事の間、ひたすらハンドピック。合計250kgの生豆を選別しました。そのときにFM横浜でかかっていたのが、羞恥心の曲。先ほど紅白を見ていたら、その曲がかかっていたのでそのときの記憶がよみがえってきました。工事は和一工務店さんのおかげで、何とか予定通り終わり、5月9日にオープンができました。それからあっという間に7ヶ月が過ぎ、年を越そうとしています。その間、様々な出会いに恵まれ、常連さんと呼ばせていただけるお客様が少しずつ出来ました。今年は暗いニュースが多く、とくに100年に一度の不況という劣悪な経済状況となるアゲインストな風が吹く一年でした。しかし、私たち夫婦にとっては、忘れられない一年です。世間の冷たさよりも、人の温かさを痛感する一年でした。ご縁があってお店に来て下さるお客様が、いつしか常連さんになり、あたたかい言葉や、ときにはお土産をいただいたりします。冷静に考えれば、全くの他人。そんな私たちを支えてくれた常連さんには感謝以外の言葉が見つかりません。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。サラリーマンを辞め、休みと収入が激減しましたが、それを補ってあまりある幸せをいただいています。間もなく年が変わりますが、大きな事故や病気をしなかったことがとてもラッキーです。明日はカフェハンズはじめてのお正月。12時からの営業ですが、あらたな気持ちでお客様をお迎えしたと思います。