情熱
1月11日(日)晴
今日はありがたいことに、午前中にお客様が多く来店されました。そんな中、カウンターで常連さんとお話していると、心に残る一言がありました。その方は、いろいろな業種の方とネットワークがあり、多数の個人店オーナーと親しくされています。繁盛しているお店、苦戦しているお店、廃業したお店など、いろいろんなケースのお話を伺いました。うまくいっていないお店、廃業したお店は、たいがいがオーナー自身の情熱がなくなったことが原因だそうです。商才がある人、スポンサーをもっている人など、商売繁盛の要素をもっている場合でも、情熱がなければ確かに続けていけないと思います。事業をはじめるときには、誰しも情熱を持っているものです。私もそうです。ただ、その情熱を維持していくのは並大抵のことではありません。いいときばかりではないですし、肉体的にも精神的にも辛いことも多くあります。そんなとき癒されるのは、周りの方のあたたかさです。常連さんのお心遣い。お客様の「おいしい」という一言。そしていつも一緒に戦ってくれる妻の存在。オープンして8ヶ月が過ぎました。未だ不安定な営業基盤ではありますが、情熱だけは衰えていません。明日も朝から焙煎できる幸せを感じながら今日の業務を終了したいと思います。
まもなく閉店いたします。今日もご来店いただきありがとうございました。またのご来店をこころよりお待ちしています。