フォーティ
4月16日(木)晴
先々週から読んでいた石田衣良の「フォーティ翼ふたたび」(講談社文庫)という本を今日読み終えました。石田衣良は、「池袋ウエストゲートパーク」(IWGP)でオール読物推理小説新人賞を受賞、その後2003年には「4TEEN」で第129回直木賞を受賞した作家です。IWGPはあまり好きではなかったですが、今回読んだ「フォーティ翼ふたたび」は、帯に書いてあったキャッチ「人生終わりと思っていたら、40歳が始まりだった。」に心動かされ購入。読みすすめてみると、独立した元サラリーマンの主人公が、一喜一憂しながらも、人と人との出会いを通じて挫折の先にある希望を見出していく感動のストーリーで、内容的には読みやすいのですいすい読めました。現実的には、小説のように感動のフィナーレを迎えることは難しいとわかっていても、希望を与えてくれる作品で、個人的には面白いと思いました。アラフォーという言葉が去年はやりましたが、アラフォー世代におすすめの1冊です。興味のある方は、お貸ししますので、声をかけてください。(メールでも結構です。)