イルガチェフ
8月28日(金)晴
早いもので連休も今日でおしまい。おかげさまでしっかりリフレッシュできました。最終日なので、明日からの準備で、焙煎機に火を入れ運転確認や、製氷機をオンにしたり、その他明日からの営業に向けいろいろと作業をしました。夕方には、はじめて期日前投票会場に行き、一足早く投票。結構混んでいました。今回の選挙の注目度の高さがうかがえます。そんなことで一日が過ぎましたが、みなさまにお話するようなネタがないので、好例のコーヒー豆についてのお話をしたいと思います。今日はエチオピア・シダモ・イルガチェフです。
エチオピア・シダモ・イルガチェフは、エチオピアのアビニシア高原シダモ地方北部2,000m級の高地にある高品質で知られる「イルガチェフ地区」で産出されるコーヒーです。「エチオピア(モカ)」と呼ばれるコーヒーの多くは、“ナチュラル”または“アンウォッシュド(非水洗)”と呼ばれる天日で乾燥する精製方法で生産されますが、「エチオピシダモイルガチェフ」は水を使う“ウォッシュド(水洗)”という、精製方法を採用しています。 高床式(通称、アフリカンベッド)といわれる乾燥棚で天日乾燥した後、電子選別機で欠点豆を除去したうえ、さらに人の目と手で欠点豆の混入をチェックする徹底した品質管理もこの豆の評価を高めています。その風味は繊細で心地よい独特の果実香と柑橘系フルーツを思わせる酸味があります。
イルガチェフはアイスにしてもおいしいです。去年の残留農薬検出の一件がいまだ解決されていないので、このままでは調達できなくなるかもしれません。独特の風味のイルガチェフ。なくならないように願うばかりです。