カウンターのお客様
4月26日(月)晴
今朝一番のお客様は、カウンターの常連さん。ハンズ歴は1年半で、最初のころはお店で召し上がるだけでしたが、最近豆も買って帰られるようになった方です。しかも、豆を購入する量が増えている、なんともありがたい限りです。その常連さんの口から今日こんなことが。「うちの女房が最近言うんだな。お父さんの淹れる珈琲がおいしいって。それはそうだよ。わしの淹れる珈琲は、ちゃんとヤカンからポットにお湯を移し替えて温度を下げて淹れてとるからな。」と。温度を気にして淹れているのは意外でした。というのも、その常連さんには珈琲の淹れ方を細かく説明していなかったから。しかし、よく考えてみれば、他のお客様に抽出のご説明をしているときに熱心に聞いていたっけ。珈琲の淹れ方はみなさん関心があるので、お一人の方に説明していても、他のお客様も反応するものです。そう言えば、バッハで教えてもらったカウンターの接客術の中に、珈琲に関するお話をするときは、お一人に話していても他のお客様に聞こえるように話すのがいいと。あらためてそのことの大切さを実感しました。明日からもカウンタートークには、なるべく珈琲の知識が深まるよう工夫していきたいと思います。