貴重な店
6月22日(火)晴
今日はランチの時間、そして、その後にバッハの研修生の方がこられた時間帯に常連さんの団体が来られ、夕方の時間帯と3度のピークがありました。梅雨どきは湿りがちなお客様の来店も、今日は天気もよかったことと相まって賑わった店内。ありがたい限りです。そんなラッキーは明日も続くわけではないので、明日も一生懸命焙煎、そしてランチの準備をしてお客様をお迎えしたいと思います。
そんな火曜日、夕方に来店された新規の男性から、「最近こういう喫茶店なくなりましたよね。こういう喫茶店をみつけたら入らずにはいられなく、入ってみました。」と。「こういう喫茶店」とは、チェーン店のようなセルフサービス式ではない、席にすわったら、お水が出て、オーダーを聞きにきてくれて、頼んだものを持ってきてくれるいわゆるフルサービス式のお店。昭和の時代には、そんなお店もたくさんありましたが、今は少ないタイプ。きっと儲からないからなのでしょう。「雑味もなく、安心して飲めるお店も少ないですよね。」と付け加えていました。高度成長期に全盛期を迎えた喫茶店は、そこそこ儲かっていたようで、「喫茶店でもやろうか」という脱サラ組なども多かったらしく、一気に増えて、サービス面や味などのテクニック面で消費者満足を得られず、価格やサービス面で一定の評価があったセルフサービス式のチェーン店に人気を奪われ衰退していったようです。今回のお客様のようなコメントをされる方はたまにいらっしゃいます。特に私達より年齢が高い方に多く、きっときちんと営業していて、認知されれば、一定の需要はあると思っています。なので、明日も頑張ります。貴重なお店と思ってくださる方々がたくさんいらしゃると信じて。
明日は「水曜プレミアム」です。ハワイコナが500円でお飲みいただけます。よかったらご来店くださいませ。