駄菓子屋
8月12日(木)雨/曇
ハンズの常連さんには、親子揃って常連さんという方も少なくありません。ありがたいことです。そんな常連さんの中で、最近息子さんがカウンターデビューした方がいらっしゃいます。お母様から、「息子がカウンターでお話したがっていますので、その節はよろしくお願いします。」と言われていましたが、その後すぐに息子さんが「今日はカウンターいいですか?」と言ってカウンターデビューされました。私が就職した年に生まれたと聞いて、最初は話が合うか少々不安に思いましたが、意外や意外駄菓子屋の話で盛り上がりました。私たちのように昭和の世代は、男の子なら駄菓子屋へ通ったものです。今ではきっと製品化できないような合成着色料や合成甘味料などいっぱい入っていましたし、何より衛生管理がなされていませんでした。そんな駄菓子屋なので、わが子を通わせないというお母様もいらっしゃったようです。しかし、駄菓子屋は、社会の縮図というべく、いろいろなことを教えてもらえる場所でもありました。お小遣いを計画的に使うことを考えたり、何かよくないことをすれば、おばさんに叱られたりもします。親意外に叱られるのは、昔では当たり前のことでした。友達付き合いも駄菓子屋で覚えたようにも思います。そんな駄菓子屋も今ではとても少なくなっています。最近、人間関係をうまくこなせない若い方や理解しがたい事件などをニュースで見ると、もしかすると駄菓子屋が少なくなったことが影響しているのではと思ったりします。(きっと私だけだと思いますが)他人から教わること、他人の中の自分など多くのことを教えてくれる駄菓子屋の存在は、今のような時代だから必要なのではないかと思ったりします。今日は、ハンズはお休みでしたが、そんな常連さんとの話題から妙に駄菓子屋のことを考える一日でした。
明日から、ニカラグア・スペシャル・パディージャ(中煎)新発売です。ハンズで少しずつ力を入れている中煎の新商品をぜひご賞味くださいませ。